パラミロン研究会

ニュースリリース

パラミロン研究会オンラインセミナー2020開催
第1回「疲労感とパラミロン」
第2回「免疫とパラミロン」

年1回の学術集会を開催していますが、2020年度はオンラインセミナーの形式で、「疲労感」「免疫」などテーマを決めてこれまでのパラミロンの研究成果、最新情報を織り交ぜて開催しました。

第1回は「疲労感とパラミロン」というテーマで2020年11月24日(火)に開催しました。渡辺恭良先生 (国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター)をお迎えして「パラミロンの疲労感・疲労軽減作用」という演題で講演いただきました。疲労のメカニズムから始まり、パラミロン摂取による疲労感・疲労軽減作用のヒト試験結果について発表がありました。本内容をエビデンスとして疲労感を軽減する機能性表示食品の届出が完了していることについても述べられました。最後に新型コロナ感染症(COVID-19)と免疫力についても触れられました。唾液中のsIgA(分泌型免疫グロブリンA)は免疫力の指標の一つであり、パラミロンがsIgA上昇作用を有することからも今後、期待される成分であると締めくくられました。

第2回は「免疫とパラミロン」というテーマで2020年12月1日(火)に開催しました。大野尚仁 先生(本会理事・東京薬科大学名誉教授)をお迎えして「パラミロンの免疫系への作用」という演題で講演いただきました。現在大変注目が集まっている免疫学から始まり、β-グルカンの免疫系への作用、ユーグレナグラシリスEOD-1株由来パラミロンの物性、パラミロンの免疫制御作用、ヒト試験におけるQOLの向上、唾液中のsIgA上昇作用について発表がありました。パラミロンは免疫系への作用が期待されるとともにメカニズム解明も重要であると締めくくられました。

各回ともに、質疑応答が活発に行われ、パラミロンの機能性に関する関心の高さが伺えました。
今後もパラミロンの機能性についてエビデンスの蓄積を継続していきます。

【詳細】

第1回テーマ『疲労感とパラミロン』
日時:2020年11月24日(火)  15:00~16:00
開催形式:Zoomウェビナーによるオンライン配信
参加費:無料
15:00~15:05 開会挨拶 
矢澤 一良 
(本会会長・早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所 ヘルス フード科学部門 部門長)
15:05~15:45 パラミロンの疲労感・疲労軽減作用
渡辺 恭良 
(国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センター 健康・病態科学研究チーム チームリーダー)
15:45~16:00 質疑応答、閉会挨拶

第2回テーマ『免疫とパラミロン』
日時:2020年12月1日(火)  15:00~16:00
開催形式:Zoomウェビナーによるオンライン配信
参加費:無料
15:00~15:05 開会挨拶
矢澤 一良 
(本会会長・早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構規範科学総合研究所 ヘルスフード科学部門 部門長)
15:05~15:45 パラミロンの免疫系への作用
大野 尚仁
(本会理事・東京薬科大学名誉教授)
15:45~16:00 質疑応答、閉会挨拶

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