パラミロン研究会

パラミロン機能性研究について

精神的・身体的疲労軽減

パラミロン摂取による日常生活の疲労感※1評価試験(ヒト試験)

EOD-1株由来パラミロンの摂取によって、身体的にも精神的にも日常生活の疲労感が軽減され、また、疲労回復期の自律神経活動のバランスが早期に改善したことが確認されています。

研究結果:パラミロンの疲労感軽減効果(ヒト試験)

健康な成人男女を2つのグループに分けて、EOD-1株由来パラミロン※2を含んだ食品あるいは含まない食品(プラセボ)をそれぞれ摂取してもらい、疲労軽減効果を検証しました。
疲労負荷前の疲労感(VAS※3:視覚的評価スケール)をプラセボ群と比較したところ、EOD-1群の方が全体的な疲労感で低下傾向、身体的疲労感と精神的疲労感では有意な低下が認められ、日常生活の身体的疲労感および精神的疲労感ともに軽減されることが確認されました。
さらに、疲労負荷期と回復期の自律神経活動についても、交感神経と副交感神経の全体のバランスを表すLF/HF※4の変化量を両群で比較したところ、回復期2時間後にEOD-1群がプラセボ群と比較して有意な低値を示しました。EOD-1群では回復時において、早期に副交感神経活動が優位なバランスに整えたと考えられます。

疲労感の変化量の比較

  • 全体的疲労感
  • 身体的疲労感
  • 精神的疲労感

日常生活の身体的疲労感および精神的疲労感の軽減を確認

出典:Nutrients 2020, 12(10), 3098. 9より作図

疲労負荷期・回復期の自律神経活動

回復時において早期に副交感神経活動が優位なバランスに整える

出典:Nutrients 2020, 12(10), 3098. 9より作図
<試験概要>
試験デザイン:ランダム化二重盲検プラセボ 対照並行群間比較試験
被験者:健康な成人男女66名(22~62歳)
試験食:パラミロン(EOD-1)※2を含んだ食品とパラミロンを含まない食品(プラセボ)
試験食摂取期間: 4週間
疲労負荷:2-back課題、ATMT
  • ※1 疲労感とは日常生活の身体的・精神的疲労感を指します。
  • ※2 ユーグレナグラシリスEOD-1株由来パラミロン(β-1,3-グルカンとして)
  • ※3 VAS法とは、日本疲労学会の抗疲労臨床評価ガイドラインで推奨される疲労感の評価方法です。
  • ※4 交感神経と副交感神経の全体のバランスを表すLF(低周波)とHF(高周波)のパワーの比率で、数値が高いと交感神経優位を、低い場合は副交感神経優位を示す。