パラミロン研究会

ニュースリリース

パラミロンを豊富に含んだユーグレナグラシリスEOD-1株の摂取が免疫機能向上と精神的健康感の改善につながる可能性が示唆されました

東京薬科大学 免疫学教室 大野尚仁教授、石橋健一講師による研究成果は、2018年11月8日~10日に開催された第46回日本臨床免疫学会総会で発表されました。

■研究概要  

先行研究1)によりヒトの体内には感染防御のもととなる抗パラミロン抗体が存在し、免疫機能に寄与する可能性が示唆されています。 本研究では健康な方にパラミロンを豊富に含んだユーグレナグラシリスEOD-1株またはプラセボ食を4週間摂取いただき、免疫力、健康関連QOLを評価しました。その結果、ユーグレナグラシリスEOD-1株を摂取した場合は、プラセボ食を摂取した場合と比べて、免疫力が改善しました。さらに健康関連QOLの中でも精神的側面サマリースコア(*)が改善されることが確認されました。  

以上のことから、ユーグレナグラシリスEOD-1株の摂取は全身の感染防御機能を活性化し精神的健康感の改善につながる可能性があることが示唆されました。

(*)精神的側面サマリースコア : 健康評価アンケートSF36v2によって評価される項目の一つで、活力、社会生活機能、心の健康などの精神状態を示すスコアです。

 1)石橋健一、大野尚仁 ほか 日本栄養食糧学会 第73回大会(2018)

ニュースリリース一覧へ