パラミロン研究会

ニュースリリース

株の異なるユーグレナ摂取においてユーグレナ中のパラミロン量に応じて耐糖能が改善される可能性が示唆されました

 

大妻女子大学 家政学部 青江誠一郎教授による本研究成果は、2018年5月11日~13日に開催された第72回日本栄養・食糧学会大会で発表されました。

■研究概要

先行研究においてユーグレナ中のパラミロンは、耐糖能の改善および血中脂質濃度を改善する可能性が示唆されています。1)。本研究ではユーグレナ中のパラミロン量に着目し、パラミロンを高含有する株として知られる「ユーグレナグラシリスEOD-1株」と基準となる「ユーグレナグラシリスZ株」(国立環境研究所保存:NIES-48)をそれぞれ培養し、乾燥させた粉末を用いて耐糖能への影響を調べました。

5週齢の雄マウスを3群に分け、「高脂肪食」、「ユーグレナグラシリスEOD-1株配合高脂肪食」または「ユーグレナグラシリスZ株配合高脂肪食」を85日間与えて飼育し、経口糖負荷試験を行いました。その結果、高脂肪食群と比較して、ユーグレナグラシリスEOD-1株摂取群、ユーグレナグラシリスZ株摂取群の順に耐糖能が改善されました。ユーグレナグラシリスEOD-1株はユーグレナグラシリスZ株よりもパラミロンを多く含みます。このことからユーグレナ中のパラミロン量が多いほど耐糖能が改善される可能性が示唆されました。

 

1)青江誠一郎ほか,日本食品科学工学会 第64回大会要旨集,p.125(2017)

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